この記事でわかること
- 楽天証券で新NISAを始めるとポイントが貯まる仕組み
- 楽天カードクレカ積立の設定手順(ステップ別)
- カード別ポイント還元率の最新比較(一般・ゴールド・プレミアム)
- 楽天キャッシュ積立との併用で月15万円に拡大する方法
- 貯まったポイントをNISAで再投資する「ポイント投資」の使い方
- SPU+1倍の取り方と年間ポイント獲得シミュレーション
「新NISAを楽天証券で始めたいけど、ポイントの設定がよくわからない」
「楽天カードで積立するとポイントが貯まると聞いたが、どのカードが一番お得?」
楽天証券で新NISAを運用する最大のメリットは、積立投資をするだけで楽天ポイントが貯まり、そのポイントをさらに投資に回せる好循環が生まれることです。正しく設定すれば、年間で数千〜数万ポイントを追加獲得しながら資産形成できます。
この記事では2026年最新の還元率情報をもとに、楽天証券の新NISAでポイントを最大化する設定方法と活用術を、初心者でもすぐ実践できるようステップ別に解説します。
楽天証券で新NISAを始める3つのポイントメリット
楽天証券の新NISAが「ポイント最大化」の観点で優れている理由は3つあります。
① 積立するだけで楽天ポイントが貯まる(クレカ積立)
楽天カードを使って投資信託を積み立てると、積立額の0.5〜2%が楽天ポイントとして付与されます。投資の結果に関係なく、積み立てた事実に対してポイントが貯まるため、確実にリターンの一部を得られます。
② 貯まったポイントをNISA口座でそのまま再投資できる
楽天証券ではNISA口座でのポイント投資に対応しています。1ポイント=1円として投資信託の購入に充てられ、月1,000円分以上のポイント投資でSPU(スーパーポイントアッププログラム)の+1倍条件も達成できます。
③ SPU+1倍で楽天市場のお買い物還元率もアップする
楽天証券でポイント投資を月1回以上行うと、楽天市場での買い物時のポイント倍率が+1倍アップするSPU条件を達成できます。楽天市場で月3万円購入しているなら、年間3,600ポイントが追加で貯まる計算です。
新NISAの制度基本(2026年確認版)
楽天証券での運用設定に入る前に、2026年時点の新NISAの制度概要を確認しておきましょう。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資上限 | 120万円(月10万円) | 240万円(月20万円) |
| 生涯投資枠(合計) | 1,800万円(成長投資枠は最大1,200万円) | |
| 非課税期間 | 無期限 | |
| 対象商品 | 金融庁届出の投資信託・ETF | 投資信託・国内外株式・ETF・REIT等 |
| クレカ積立対応 | ◎(楽天カードで月10万円まで) | ◎(投資信託のみ) |
つみたて投資枠(年120万円)はクレカ積立でほぼフルカバーできます。成長投資枠は個別株や追加の投資信託に活用する設計が一般的です。
楽天カードクレカ積立の設定手順【ステップ別】
楽天証券でクレカ積立を設定する手順を説明します。すでに楽天証券の口座を持っている前提で解説します。
STEP 1:楽天証券にログインして積立ファンドを選ぶ
楽天証券のトップページにログイン後、「NISA」→「つみたて投資枠」の順に進み、積み立てたい投資信託を検索します。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)やeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などが人気です。
STEP 2:積立設定画面で「楽天カードクレジット決済」を選ぶ
積立設定画面で「積立頻度」(毎月・毎週など)と「積立金額」を入力します。「引落方法」の選択肢から「楽天カードクレジット決済」を選択することがポイント獲得の必須条件です。「楽天銀行口座振替」や「その他」を選ぶとポイントは付与されません。
STEP 3:ポイント利用設定を行う(任意)
貯まったポイントを積立に充てる場合は、別途「ポイント利用設定」が必要です。
- 投資信託メニュー→「積立注文」→「ポイント利用設定」の順に進む
- 「利用する」を選択し、毎月使用するポイント上限数を入力
- 「設定する」で完了
ポイント利用を「あり」にしておくと、毎月自動で貯まったポイントを積立に充当できます。SPU条件の月1,000ポイント以上を達成するためにも有効です。
STEP 4:積立内容を確認して注文確定
設定内容(ファンド名・積立金額・引落方法・口座区分)を確認後、取引暗証番号を入力して「注文を確定する」を押せば設定完了です。翌月から自動積立が始まります。
【最新版】カード別ポイント還元率の比較
楽天カードのクレカ積立ポイント還元率は、カードの種類と購入するファンドの信託報酬(代行手数料)によって異なります。2026年現在の最新還元率は以下の通りです。
| カード種類 | 年会費 | 信託報酬0.4%以上のファンド | 信託報酬0.4%未満のファンド |
|---|---|---|---|
| 楽天カード(一般) | 無料 | 1.0% | 0.5% |
| 楽天ゴールドカード | 2,200円 | 1.0% | 0.75% |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 2.0% | 1.0% |
注意点:信託報酬0.4%未満のファンドとは、eMAXIS Slim全世界株式(0.05775%)やeMAXIS Slim米国株式(0.09372%)など、低コストのインデックスファンドが該当します。これらの人気ファンドは一般カードで0.5%還元となります。
カード選びの判断基準
| ケース | 推奨カード | 理由 |
|---|---|---|
| 低コストファンド(S&P500・オルカン)で月5万円積立 | 楽天カード(一般) | 還元率0.5%でも年3,000ptの獲得。年会費0円でコスパ最良 |
| 低コストファンドで月10万円積立 | 楽天ゴールドカード | 還元率1%で年12,000pt。年会費2,200円と比較しても黒字 |
| 高コストファンドで月10万円積立 | 楽天プレミアムカード | 還元率2%で年24,000pt。年会費11,000円を差し引いても年13,000ptの黒字 |
一般的な会社員がeMAXIS Slim系のインデックスファンドで月10万円積立する場合、楽天ゴールドカードが費用対効果の高い選択肢になります。
楽天キャッシュ積立との併用で月15万円に拡大
クレカ積立だけでなく「楽天キャッシュ」を組み合わせると、ポイントを貯めながら積み立てられる金額の上限を引き上げられます。
| 決済方法 | 月額上限 | ポイント還元率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 楽天カードクレジット決済 | 10万円 | 0.5〜2% | カード種類・ファンドにより変動 |
| 楽天キャッシュ決済 | 5万円 | 0.5% | 楽天カード→楽天キャッシュへのチャージが必要 |
| 合計(併用) | 15万円 | — | 新NISAつみたて投資枠の月上限10万円を超えて積立可能 |
楽天キャッシュへのチャージ(楽天カードから)でも0.5%のポイントが付与されます。合計15万円の積立に対してポイントが貯まる仕組みで、月15万円フル活用すると年間のポイント獲得が最大化されます。
ただし新NISAのつみたて投資枠は月上限10万円(年120万円)のため、15万円を全額NISAに使うことはできません。10万円をNISAつみたて投資枠に、残り5万円を成長投資枠の投資信託積立や特定口座での積立に回す使い方が一般的です。
貯まったポイントをNISAでさらに投資する「ポイント投資」
楽天証券の最大の特徴のひとつが、貯まった楽天ポイントをそのまま投資信託の購入に使える「ポイント投資」です。
ポイント投資の設定方法
- 「投資信託」→「積立注文」→「ポイント利用設定」に進む
- 「利用する」を選択し、月ごとのポイント利用上限数を設定
- 最低1ポイント(=1円相当)から使用可能
- NISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)でも利用できる
ポイント投資がおすすめな理由
- 現金不要:クレカ積立で貯まったポイントをそのまま投資に充当できる
- NISA口座対応:ポイントで買った分も非課税運用の対象になる
- SPU条件を達成:月1,000ポイント以上の投資でSPU+1倍を確保できる
- 複利効果:ポイントで買った投資信託が値上がりすれば、さらにポイントで再投資できる
SPU+1倍の取り方と楽天市場への波及効果
楽天証券のポイント投資を活用すると、楽天市場でのお買い物ポイント倍率(SPU)が+1倍アップします。
| 項目 | 条件 | SPU倍率 |
|---|---|---|
| 楽天証券ポイント投資 | 当月に投資信託または米国株を楽天ポイントで月1回以上購入(合計1,000ポイント以上) | +1倍 |
SPU+1倍の実力:楽天市場で毎月3万円購入している人なら、+1倍で毎月300ポイント増加。年間で3,600ポイントの追加獲得となります。
ポイント投資の最低条件は「月1,000ポイント以上を1回」。クレカ積立や通常の楽天サービス利用で1,000ポイントが貯まったタイミングでポイント投資に回せば、SPUの+1倍を維持できます。
年間ポイント獲得シミュレーション
楽天カード(一般)で月10万円のクレカ積立(eMAXIS Slim系・信託報酬0.4%未満)を行い、ポイント投資でSPU+1倍を維持した場合の年間ポイント試算です。
| ポイント獲得源 | 月間ポイント | 年間ポイント |
|---|---|---|
| クレカ積立10万円(還元率0.5%) | 500pt | 6,000pt |
| 楽天キャッシュ積立5万円(還元率0.5%) | 250pt | 3,000pt |
| SPU+1倍(楽天市場3万円/月) | 300pt | 3,600pt |
| 合計 | 1,050pt | 12,600pt |
楽天ゴールドカードに切り替えた場合(信託報酬0.4%未満ファンドで還元率0.75%):
| ポイント獲得源 | 月間ポイント | 年間ポイント |
|---|---|---|
| クレカ積立10万円(還元率0.75%) | 750pt | 9,000pt |
| 楽天キャッシュ積立5万円(還元率0.5%) | 250pt | 3,000pt |
| SPU+1倍(楽天市場3万円/月) | 300pt | 3,600pt |
| 合計獲得 | 1,300pt | 15,600pt |
| 年会費控除後 | — | 13,400pt相当 |
ゴールドカードに切り替えると、一般カードと比べて年間約3,000ポイント多く獲得でき、年会費2,200円を差し引いても実質黒字になります。
楽天証券とSBI証券の比較(ポイント面)
新NISAのクレカ積立においては、楽天証券(楽天カード)とSBI証券(三井住友カード)が2大勢力です。ポイント面での簡易比較を示します。
| 項目 | 楽天証券(楽天カード) | SBI証券(三井住友カード) |
|---|---|---|
| 年会費無料カードの還元率 | 0.5〜1%(ファンドによる) | 0.5%(NL) |
| クレカ積立上限 | 月10万円 | 月10万円 |
| ポイント種別 | 楽天ポイント | Vポイント |
| 楽天市場SPU連動 | ◎(+1倍) | ✕ |
| ポイント投資(NISA対応) | ◎ | ◎ |
| 楽天経済圏との相性 | ◎ | △ |
| PayPay経済圏との相性 | △ | ◎(Vポイント→PayPay交換可) |
楽天ユーザーには楽天証券、三井住友カードのヘビーユーザーにはSBI証券が向いています。どちらが「絶対優れている」ということはなく、自分の使っているサービス・経済圏に合わせて選ぶのが正解です。
よくある質問Q&A
Q. 楽天証券の口座を持っていないと新NISAのクレカ積立はできない?
A. はい。楽天証券の口座開設が必要です。楽天証券への口座開設は無料で、オンラインで申し込みから最短翌営業日に開設されます。楽天銀行との連携(マネーブリッジ)も合わせて設定すると、普通預金金利が年0.1%(2026年6月時点)にアップするなど追加メリットがあります。
Q. クレカ積立で貯まるポイントはいつ付与される?
A. 楽天カードのクレカ積立ポイントは、積立の決済完了後、おおむね翌月末までに付与されます。毎月の積立に対して翌月にまとめて付与されるイメージです。証券口座のポイント獲得履歴で確認できます。
Q. ポイント投資で買った分も新NISAの非課税枠を使う?
A. はい、ポイントで購入した場合もNISAの投資枠を使います。たとえば月1,000ポイントをNISAつみたて投資枠で使うと、年間120万円のうち12,000円分の枠を消費します。ポイント分を込みで年間上限(120万円)を管理しましょう。
Q. 楽天カードを持っていないが、別のクレジットカードで積立できる?
A. 楽天証券のクレカ積立に使えるのは楽天カードのみです。他社カードには対応していません。楽天カードを持っていない場合は年会費無料の楽天カード(一般)を申し込むのがおすすめです。
Q. 積立額を月10万円から減らしてもポイントは貯まる?
A. はい、1円以上の積立であればポイントは付与されます。月1万円なら50〜100ポイント(0.5〜1%)です。積立額を下げてもポイント還元率は変わりませんので、無理のない金額から始めることができます。
楽天証券 新NISA ポイント最大化まとめ
- クレカ積立設定:積立注文で「楽天カードクレジット決済」を選ぶことが第一歩
- カード選び:月10万円積立なら楽天ゴールドカードが費用対効果◎(還元率0.75%〜1%・年会費2,200円)
- ファンド注意:eMAXIS Slim系(信託報酬0.4%未満)は還元率0.5%(一般)〜1%(ゴールド以上)
- キャッシュ併用:クレカ10万円+楽天キャッシュ5万円で月15万円のポイント対象積立が可能
- ポイント投資:貯まったポイントをそのままNISAで再投資→SPU+1倍条件も同時達成
- 年間試算:一般カード×月15万円積立で年間約12,600pt(楽天ゴールドで約13,400pt相当)
楽天証券での新NISA運用は、積立投資をするだけでポイントが自動的に積み上がる仕組みが整っています。まずクレカ積立の「楽天カードクレジット決済」設定と、ポイント利用設定の2つを完了させることが最初の一歩です。
長期投資で資産を育てながら、ポイントという追加リターンも着実に積み上げる戦略として、楽天証券の新NISAは会社員の資産形成に適した選択肢のひとつです。複利の力を最大限に活かす方法は複利の力|30代から投資を始めると40代スタートと老後に差がつく理由も参考にしてください。
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