楽天証券とマネックス証券を徹底比較|クレカ積立・ポイント・米国株でどっちを選ぶ

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証券会社・銀行
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最終更新:2026年7月

「新NISAを始めたいけど、楽天証券とマネックス証券どっちがいいの?」——ネット証券選びで、この2社で迷う人は少なくありません。

結論を先に言うと、楽天経済圏を使うなら楽天証券、dポイント(ドコモ経済圏)や高還元クレカ積立・米国株を重視するならマネックス証券です。どちらも実績豊富で、選ぶ決め手は「経済圏」と「投資スタイル」にあります。

この記事では、クレカ積立の還元率・手数料・新NISA対応・米国株・ツールなどを2社で徹底比較し、あなたに合う証券会社を解説します。

この記事のポイント

  • クレカ積立の還元率はマネックス(dカード)が最大3.1%(ドコモポイ活プラン併用なら最大4.1%)とトップクラス
  • 楽天証券は楽天経済圏・使いやすさ・NISA口座数No.1級
  • 米国株の為替手数料は両社とも条件次第で0銭(円のまま買うならマネックスが手軽)
  • 米国株・中国株の銘柄数はマネックスが強い
  • 分析ツール「銘柄スカウター」はマネックスの代名詞
  • 経済圏(楽天かドコモか)で選ぶのが失敗しないコツ
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1. 楽天証券とマネックス証券の基本比較

まずは2社の基本スペックを一覧で比較します。

比較項目 楽天証券 マネックス証券
経済圏 楽天ポイント dポイント(ドコモ)
クレカ積立の還元率 0.5〜2.0% 最大3.1%(dカード)
クレカ積立上限 月10万円 月10万円
米国株取扱数 約4,900銘柄超 約4,980銘柄
中国株 約1,350銘柄 約2,600銘柄超(ネット証券No.1級)
分析ツール iSPEED(アプリ) 銘柄スカウター
初心者の使いやすさ ◎ UIが分かりやすい

※2026年7月時点の情報。クレカ積立の還元率はカードの種類・年会費・積立額により異なります。最新の条件は各社公式サイトでご確認ください。

2. クレカ積立・ポイント還元で比較【最重要】

新NISAのつみたてを毎月行うなら、クレカ積立の還元率は長期で大きな差になります。ここが2社選びの最大のポイントです。

マネックス証券:dカード積立で最大3.1%還元

マネックス証券は、クレカ積立でマネックスカード(1.1%還元)またはdカード(最大3.1%還元)が選べます。特にdカード PLATINUMを使うと最大3.1%と、業界トップクラスの還元率です。

dカード積立の還元イメージ(月5万円積立)
最大3.1%還元なら、月5万円の積立で月最大1,550円相当・年間最大18,600円相当のdポイントが貯まります。
※最大3.1%はdカード PLATINUM(年会費あり)の場合。一般のdカードやマネックスカードは1.1%。カードの種類で還元率が変わります。
※さらにdカード GOLD/PLATINUMで「ドコモ ポイ活 MAX」などのドコモポイ活プランを契約している場合、還元率が最大4.1%まで上乗せされます(2026年7月時点)。

楽天証券:楽天カード・楽天キャッシュ積立

楽天証券は楽天カードでのクレカ積立が可能。還元率はカードの種類とファンドの代行手数料により0.5〜2.0%です。楽天カード(一般)は1%、楽天ゴールド・プレミアムカードなら最大2%まで上がる一方、NISA対象の低コストファンドの一部は0.5%還元になるケースもあります。さらに「楽天キャッシュ積立」(還元率0.5%)を併用すれば、合わせて月10万円までの積立にポイントを付けられます。

項目 楽天証券 マネックス証券
主なクレカ 楽天カード マネックスカード・dカード
還元率 0.5〜2.0% 1.1%〜最大3.1%
貯まるポイント 楽天ポイント dポイント

純粋にクレカ積立の最大還元率で見れば、マネックス証券(dカード PLATINUMで最大3.1%)が優位です。ただし、楽天もゴールド・プレミアムカードなら最大2%まで届きます。貯まるポイントが「楽天」か「dポイント」かは、普段どちらを使うかで価値が変わります。

3. 手数料で比較

長く付き合う証券会社だからこそ、売買手数料や為替手数料といったコストも見逃せません。新NISAの売買はどちらも無料ですが、課税口座での取引や米国株の為替コストには差があります。

比較項目 楽天証券 マネックス証券
国内株の売買手数料 ゼロコースで0円 NISAは0円/課税口座は取引毎55円〜
米国株の売買手数料 約定代金の0.495%(上限22ドル) 約定代金の0.495%(上限22ドル)
米国株の為替手数料 リアルタイム為替取引なら買い・売りとも0銭(円貨決済は対象外・為替レートにスプレッドが含まれる) 買付時0銭(円貨決済でも0銭)/売却時25銭/ドル
投信保有ポイント 年率0.017〜0.053%(対象は厳選銘柄) 最大年率0.26%(ほぼ全銘柄が対象)

※2026年7月時点。両社ともNISA口座での国内株・米国株の売買手数料は無料です。米国株の売買手数料率は両社ほぼ同等で、最低手数料は0ドル。手数料・スプレッドは改定される場合があるため、最新の条件は各社公式サイトでご確認ください。※マネックスの米国株 買付時為替手数料0銭は2019年から継続する通常サービスで、2026年6月の定期見直しを経ても0銭が継続しています。ただし為替変動を考慮した定期見直しがあり、将来有料になる場合があります(次回見直しは2026年9月予定)。最新の料率は公式サイトでご確認ください。※楽天証券は米ドルのリアルタイム為替取引の手数料が2023年12月4日から0銭(買い・売りとも)ですが、円貨決済・定時為替は対象外(為替レートにスプレッドが含まれる)です。

ポイントは2つ。国内株の売買手数料は楽天証券が「ゼロコース」でいつでも0円と分かりやすく、米国株の為替手数料は買い方次第でどちらも0銭にできます。ただし0銭になる条件が違うのが要注意です。マネックスは「円のまま買う(円貨決済)」でも買付時の為替手数料が0銭で、これは主要ネット証券で唯一。ドルを意識せず日本円でコツコツ買い増したい人に手軽です。一方楽天は「リアルタイム為替取引」で米ドルに両替すれば買い・売りとも0銭ですが、円貨決済(円のまま買う方法)は対象外(為替レートにスプレッドが含まれる)となります。楽天でコストを抑えるにはドルへの両替をひと手間かける必要がある、という違いです。投信を長く保有して保有ポイントを受け取りたい人は、対象が広く付与率も高いマネックスに分があります。

4. 新NISA対応で比較

2社とも新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)に完全対応しています。違いが出るのは、つみたて投資枠の取扱本数と、成長投資枠での個別株・米国株の取扱、そしてクレカ積立がNISA枠に対応しているかどうかです。

項目 楽天証券 マネックス証券
つみたて投資枠の取扱本数 200本超 279本
成長投資枠(国内個別株) 対応 対応
成長投資枠(米国株) 対応(約4,900銘柄超) 対応(約4,980銘柄)
クレカ積立のNISA枠対応 対応(月10万円まで) 対応(月10万円まで)

※2026年7月時点。つみたて投資枠の取扱本数は各社で随時追加されます。最新本数は各社公式サイトでご確認ください。

つみたて投資枠の本数はマネックスがやや多めですが、両社とも主要な低コストインデックスファンドは網羅しているため、商品選びで困ることはまずありません。成長投資枠で米国個別株や中国株まで幅広く狙うならマネックス、クレカ積立を含めてシンプルに楽天経済圏でまとめたいなら楽天、という選び方になります。

5. 経済圏で選ぶ:楽天かドコモか

証券会社は単体で見るより「経済圏」で選ぶと、生活全体のポイント効率が上がります。

経済圏 こんな人に
楽天証券(楽天経済圏) 楽天市場・楽天カード・楽天モバイルを使う。SPUやマネーブリッジでポイントを貯めたい
マネックス証券(ドコモ経済圏) ドコモ回線・dカード・d払いを使う。dポイントを貯めている

楽天証券は楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が優遇されるなど、楽天サービスとの統合が魅力。マネックス証券はドコモとの連携が深まり、dポイントを軸とした資産形成ができます。「自分がどちらの経済圏にいるか」が最も分かりやすい選択基準です。

6. 投資信託の取扱・使いやすさで比較

新NISAのつみたて投資枠では、両社とも主要な低コストインデックスファンド(eMAXIS Slimシリーズなど)を網羅しています。つみたて投資枠の取扱本数は楽天証券が200本超、マネックス証券が279本(いずれも2026年7月時点)と、どちらも商品選びで困ることはありません。定番のオルカン系ファンド選びで迷う人は、楽天オールカントリーとeMAXIS Slimオルカンの比較記事も参考にしてください。

初心者にとってはアプリやサイトの使いやすさも重要です。楽天証券はUIが分かりやすく初心者人気が高い一方、マネックスは分析ツールが充実しており、情報量を重視する人に向いています。

7. 米国株・中国株で比較

個別株、特に外国株に投資したい人にはマネックス証券が有力です。

  • 米国株:マネックスは約4,980銘柄、楽天も約4,900銘柄超とほぼ同等。売買手数料率も両社同じ。為替手数料は両社とも0銭にできますが、マネックスは円貨決済(円のまま買う)でも買付時0銭(主要ネット証券で唯一)。楽天はリアルタイム為替取引で両替すれば0銭ですが円貨決済は対象外(為替レートにスプレッドが含まれる)で、円のまま手軽に買いたいならマネックスが有利です
  • 中国株:マネックスは約2,600銘柄超でネット証券No.1級の取扱銘柄数(香港市場のほぼ全銘柄)。楽天は約1,350銘柄。中国株に投資したいならマネックス一択に近い

米国株メインなら両社とも十分ですが、中国株や幅広い外国株まで視野に入れるならマネックスに分があります。

8. 分析ツール「銘柄スカウター」はマネックスの強み

マネックス証券の代名詞が、無料で使える企業分析ツール「銘柄スカウター」です。過去10年以上の業績推移をグラフで確認でき、個別株投資の銘柄分析に役立ちます。

個別株(特に日本株・米国株)を自分で分析して選びたい人にとって、銘柄スカウターはマネックスを選ぶ大きな理由になります。実際に証券会社のツールで割安・高配当の優良銘柄を探す手順は、高配当・増配株のスクリーニング方法で具体的に解説しています。一方、楽天証券もアプリ「iSPEED」が使いやすく、日経新聞が無料で読める特典なども人気です。

9. どっちが向いている?タイプ別の結論

こんな人 おすすめ
楽天経済圏を使っている 楽天証券
初心者で使いやすさ重視 楽天証券
国内株を頻繁に売買する 楽天証券(ゼロコース)
ドコモ・dポイントを使っている マネックス証券
クレカ積立の還元率を最大化したい マネックス証券(dカード)
米国株を円のまま手軽に買いたい マネックス証券(円貨決済でも為替0銭)
個別株を自分で分析したい マネックス証券(銘柄スカウター)

10. 迷ったら「メインを決めて併用」もアリ

NISAは1人1口座だが、課税口座は併用できる
新NISA口座は1人1金融機関のみですが、課税口座(特定口座)は複数の証券会社で持てます。「NISAは還元率の高いマネックス、楽天経済圏のポイ活は楽天証券の課税口座で」といった使い分けも可能。まずはメインを1社決め、必要に応じてサブを開設しましょう。

まとめ:経済圏と投資スタイルで選ぼう

楽天証券が向く人 マネックス証券が向く人
楽天経済圏のユーザー ドコモ・dポイントのユーザー
初心者で使いやすさ重視 クレカ積立の還元率重視
投信積立中心でシンプルに 米国株・中国株・個別株分析

楽天証券とマネックス証券は、どちらも新NISAに対応した実績豊富なネット証券です。クレカ積立の還元率や米国株・中国株・分析ツール、そして米国株を円のまま手軽に買える為替コストの手軽さを重視するならマネックス証券、楽天経済圏や使いやすさ・国内株のゼロコースを重視するなら楽天証券——というのが大きな分かれ目です(米国株の為替手数料は、楽天もリアルタイム為替取引なら0銭にできます)。

決め手は「自分がどの経済圏にいるか」と「投資スタイル」。普段のポイントが楽天かdポイントか、つみたて中心か個別株もやるか、を基準に選べば失敗しません。まずはメインの1社を決めて、口座開設から始めましょう。

楽天経済圏のユーザーや、使いやすさ重視の初心者の方は、まず楽天証券から始めるのがおすすめです。

楽天証券の口座開設はこちら(公式サイト) »

※口座開設・口座維持費は無料。最短翌営業日から取引を始められます。

証券会社を選ぶ前のチェックリスト

  • 普段のポイントは楽天かdポイントか
  • クレカ積立の還元率を重視するか(マネックスが優位)
  • 投資対象は投信中心か、米国株・中国株もやるか
  • 手数料は国内株のゼロコース(楽天)が要るか、米国株を円のまま買っても為替0銭(マネックス)が要るか
  • 個別株の分析をするか(銘柄スカウターが必要か)
  • NISAは1口座。メインを1社に絞ったか

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